みなさん、こんにちは!
ガンバリオンの人事です。
先日ガンバリオンの2025年新卒採用早期募集がスタートしました!ということで、今回は就活生のみなさんやゲーム業界に興味をもっているみなさんへ、意外と知られていない?ゲーム開発会社の仕事内容について紹介します。就職活動や業界研究の参考にしてみてくださいね!
ゲーム開発の流れ
主にこのような流れでゲーム開発を行っていきます。
ゲームデータの作成は全体の大半を占めるゲーム開発の大きな部分です。
ゲーム開発ではまず、プランナーがゲームの設計図である仕様書を作成します。ビジュアルをアーティストが、サウンドをサウンドエンジニアが作成し、それをプログラマーが組み込むというのが大まかな流れです。それぞれの職種が単独で完結する作業は少なく、職種をこえて問題解決や意見交換、情報共有が日々行われています。
プランナー
プランナーの仕事は大まかにこの3つの役割に分かれており、それぞれ専門の箇所を担当します。
企画(ゲームシステム)
大枠のオーダーをもとに企画提案する場合と、オリジナルの企画を提案する場合があります。ガンバリオンでは社内コンペを実施することがあり、プランナーだけでなく他セクションのスタッフが企画を提案できる機会があります。
仕様書作成(ゲームシステム・レベルデザイン)
企画に沿って仕様書を作成します。
仕様書とはゲームの基礎となるルールや挙動、設定などを詳細に記載したゲームの設計図のようなものです。アーティストやプログラマーは仕様書を元に制作を進めます。仕様書作成はプランナーの仕事の中でも大きな割合を占めます。また仕様書作成はゲームシステムとレベルデザインの仕事です。
例えば対戦アクションゲームなら
▶バトルのルールの仕様書→ゲームシステム
▶各キャラの能力の仕様書→レベルデザイン
という様に担当箇所が分かれています。
テキスト作成(ライティング)
テキスト作成はライティングの役割です。作成するテキストは、ゲーム内のシナリオや会話、フレーバーテキストだけでなくチュートリアル、ヘルプなど多岐に渡ります。
データ設定/調整(レベルデザイン)
出来上がったデータをゲーム上で動くように設定し、ゲームが面白くなるように難易度・配置・レベル等のバランスを調整します。
アーティスト
アーティストはゲーム内のビジュアル全てを担当します。オーダーに沿ってデータを作成していきますが、作成するときもプランナーなど各所と意見交換を行いながら進めます。データを作成して終了というわけではなく、ゲームとして動くようになってからも実際にプレイして必要があればブラッシュアップを行います。
ガンバリオンのアーティストは以下の7つのポジションに分かれています。
デザイン
キャラクターデザインやコンセプトアートの作成が主な仕事です。
キャラクターデザインでは、オーダーに沿って世界観に合うキャラクターを考えてデザインしていきます。コンセプトアートは、作るゲームの「世界観」を表現したり、「そのゲームがどんな遊びをするのか」を見た目に起こす役割などがあります。
キャラクターモデリング
主にキャラクターの3Dモデルを作成します。また、その他の武器や動物など、キャラに関する3Dモデルも作成します。
ステージ(背景)
背景の作成を行います。3D作業がメインで、ゲームにおける舞台を作成していきます。モデルを作成するだけでなく設計に合わせた光源や判定といった環境を作成する仕事です。
アニメーション
アニメーションは、主にモデルに動きを付ける仕事です。ゲーム内の動きだけではなく、シーンの作成やリグ※の追加などがあります。
※モデルを動かしやすくするための機能
VFX
様々な現象を視覚的に表現しゲームの世界観を膨らませるために、炎や爆発、魔法、攻撃がヒットしたときの演出、画面上に降りそそぐキラキラなど様々な特殊効果(エフェクト)を世界観に合わせて作っていきます。
UI
画面内のボタンやアイコンなど、アプリタイトルではバナーなどを作成します。こちらを作るのは主に2D作業で、分かりやすさと見た目の良さとの両立させることが大事なポジションです。
TA(テクニカルアーティスト)
TAは、アーティスト側に立った視点で技術の導入や、知見の共有を行います。制作プロセスの改善や、開発コストの軽減、グラフィック表現の追究など、様々な角度からグラフィック力を高めます。
プログラマー
ガンバリオンのプログラマーはゲームをつくるゲームプログラマーと、テクニカルチームという“ゲーム開発を支えるプログラム”をつくる技術開発エンジニアに分かれています。
ゲームプログラマー
プランナーが作成した仕様書やアーティストが作成したデータを組み込み、実際にゲームという形にしていくプログラマーです。メインプログラマーをリーダーとして、キャラクター・バトル・フィールド・UI・サウンドなど、プロジェクトによって担当が分かれています。
「修羅道」の場合、各担当はこのような項目を組み込んでいました。
▶バトル担当→バトルルール、ステータス、モーション制御、AIの設定環境、パラメータの設定環境・エフェクトの制御など
▶UI担当→タイトル・ホーム・メニュー画面、武器リスト、設定画面、体力ゲージなど
技術開発エンジニア
エンジン開発やツール開発を行っているプログラマーです。高い技術力を活かして、最先端の技術をゲーム開発に導入しています。自社エンジンはゲーム開発側に様々な機能を提供しており、マルチプラットフォームでの制作も考慮されたものです。
また現在も機能拡張は行われており、最新ハードにも対応しています。詳しくはこちらの特集記事もご覧ください。
ゲーム開発会社の仕事内容についていかがでしたか?
このように様々な職種の人たちが集まってゲーム開発が行われています。持っている技術が違うからこそ様々な意見やアイデアが集まり、今までとは全く違う新しいものが生まれることも・・・ゲーム開発はまさにチーム戦!『永く愛されるゲーム』を目指して、今日もガンバリオンスタッフはゲーム開発を行っています。
ガンバリオンにちょっと興味が出てきたぞ・・・というそこのあなた!2025年新卒採用情報ページをぜひ見てみてくださいね。